その点、バストが小さいとおっぱいが垂れる心配がなくて安心ですよね。
貧乳だからといってバストケアを怠っていると、将来バストが垂れてしまうかもしれませんよ。
そこで今回はそんな貧乳さんに向けて、貧乳でも垂れ乳になる8つの原因と改善策についてご紹介していきますね。貧乳を少しでも改善したいという方は、よかったら参考にしてみてくださいね。
Contents
そもそもバストケアを行っている割合は1割?!バストケア不足で貧乳さんも垂れ乳に…
20代~40代の女性300人を対象にした胸とブラジャーに関するアンケートで、現在バストケアを行っていると答えた割合は1割しかいませんでした。
ちなみにはバストケアに挙げられた項目は「セルフマッサージ」「筋トレ」「食べ物などのインナーケア」「パートナーに揉んでもらう」「育乳サロンに通う」「その他」の7つで、その中でも多かったのが「セルフマッサージ」でした。
それはそうと、このアンケート結果を見る限り9割の人はそもそもバストケア自体を行っていないことになります。このことから女性の多くは特別バストケアをしていないと言うことができると思います。
バストが成長段階になる思春期なら別ですが、思春期を過ぎるとバストが成長しにくくなりますし、反対に年齢と共にバストが崩れやすくなります。
バストケアを何もしていないということは、それだけバストの老化を進めてしまうことになりかねません…。
参考:PRTIMES
貧乳さんでも垂れ乳になる8つの原因を徹底解説!
ここでは、貧乳さんでも垂れ乳になる8つの原因をご紹介していきます。貧乳だと垂れる心配がないと思っていると大間違いです!まずは、貧乳でも垂れ乳になってしまう原因を見ていきましょう。
1、クーパー靭帯に負担がかかっている…
まず前提としてしっかりと押さえておきたいことは、胸のサイズに関係なく重力がある以上、バストはどうしても垂れてしまうということです。
重力によって、バストを支えるクーパー靭帯に負担がかかることでバストが下がっていってしまいます。注意したいのが、クーパー靭帯は一度伸びたり、切れたりするともう元には戻りません。
クーパー靭帯の損傷は傷みをともなうものではないので、なかなかバストの変化に気づきにくい傾向があります。
また、バストへの重力や揺れだけでなく加齢によってもクーパー靭帯は損傷していくので注意しましょう。
参考:woman exite
2、運動不足による大胸筋の筋力が低下している…
大胸筋の筋力が低下しているとバストを持ち上げる力が弱いため、バストが垂れてしまいます。
大胸筋は胸を支える土台とされていて、大胸筋を鍛えることで、胸板が厚くなったり、バストラインが上がるので垂れ乳防止にもつながります。
また、筋トレを行うことで血流が良くなるのでバストに栄養が届きやすくなりますし、冷え症の改善にもなりますよ。
3、ノーブラやカップ付きインナーで過ごすことが多い…
ノーブラやカップ付きインナーで過ごしていることが多いとバストが垂れやすくなります。
バストが小さい貧乳さんほど楽に過ごしたいからと、ノーブラやカップ付きインナーで過ごす傾向が多いようです。
しかし、ノーブラやカップ付きインナーではバストサポート力が十分ではないので、バストを適切な位置でキープすることができません。
ノーブラはバストにとって危険な状態!ブラジャーで支えていないバストは、普段以上に揺れます。揺れるとバストを支えるじん帯や皮ふが伸びて垂れ、バストの肉がいろいろなところに逃げてしまう原因に。
引用:東京美容外科
そうなると、クーパー靭帯に負担がかかりやすくなってしまいますし、バストの形も崩れていってしまいます。
そのため、楽だからといってノーブラやカップ付きインナーで過ごすのはできるだけ避けましょう。
4、バストへの栄養不足…
バストに十分な栄養が足りていないと、バスト自体が育ちません。バストが育たないとバスト上部のボリュームがなくなった、いわゆる「そげ胸」状態になってしまいます。
そげ胸になると、バストが小さく見えることはもちろん、貧相な体に見えてしまいます。
また、そげ胸は垂れ乳の初期段階ともいわれていて、このまま放っておくとバストがどんどん垂れていってしまうのは目に見えています。
そげ胸にならないようにしっかりと食事からバストに栄養を与えてあげるようにしましょう。
5、猫背で血行が悪くなっている…
猫背になるとバストラインが下がったり、バストが小さくなると言われています。というのも、猫背になることで背中が丸まってしまい、肩も内側に入って悪い姿勢になってしまいます。
姿勢が悪くなると血行が悪くなり、バストに十分な栄養素が届かなくなってしまうため、バストサイズダウンや大胸筋の低下につながります。
また、猫背になると「肩こり」「疲労」などといった体の不調も感じやすくなります。特にスマホやパソコンをよく利用するという場合は、知らず知らずのうちに猫背になっている可能性があるので注意してくださいね。
参考:Smart Body
6、生活習慣の乱れやストレス…
生活習慣の乱れやストレスを溜めることはバストの成長を妨げる要因になります。バストに栄養がしっかり届かないとバストが老化してしまいかねません。
睡眠不足・暴飲暴食・飲酒・喫煙・無理なダイエットなどのバストにとって良くない習慣を送ったり、ストレスを溜め込むことでホルモンバランスが乱れてしまいます。
生活習慣の乱れやストレスは、バストダウンするだけでなく、体調にも支障をきたすので注意しましょう。
7、妊娠・出産によるホルモンバランスの変化…
妊娠・出産を機にバストサイズが大きく変化します。これはホルモンバランスが変化することで起きるのである意味仕方がありません。
妊娠をすることでバストは大きくなり、授乳が終わると元のサイズに戻っていきますが、その過程でクーパー靭帯に負担がかかることはもちろん、バストがしおれた花のようにしぼんでしまいます。
バストが一度大きくなったことで皮膚も伸ばされていますから、バストがしぼんでしまった後も余分に皮膚があまり、ハリや弾力も失われた状態になってしまいます。
しかし、出産を経験してもきれいなバストラインをキープできている女性もいらっしゃいますよね。
産後にまたハリや弾力あるバストを手に入れるためにも、妊娠・授乳期でもできるだけバストに負担をかけないようにケアをしたり、姿勢を正すように心がけてみてくださいね。
参考:南クリニック
8、体型に合っていないブラやナイトブラを着用している…
体型に合っていないブラやナイトブラをしているとバストが小さくなってしまいかねません。体型に合っていないとバストを適切な位置で支えることができず、お肉が脇や背中に流れていってしまいます。
お肉が流れることでバストのボリュームも減少しますし、なによりバストの形が崩れてしまうため、見た目年齢が実際の年齢より老けて見られる可能性が高いです。
バストを適切に支えるためにも、きちんと体型に合ったブラやナイトブラを着用するようにしましょう。
貧乳さんのための3つの垂れ乳予防方法を紹介します!
ここでは、貧乳さんのための3つの垂れ乳予防策をご紹介していきます。完全に垂れてしまってからでは元に戻すことはできないので、垂れてしまう前からケアしていくことが大切です。貧乳さんも垂れ乳予防のために十分なバストケアをしていきましょう。
1、日中はワイヤー入りブラ・就寝時はナイトブラを着用する!
日中のバストサポート | 就寝時のバストサポート | 働き | |
ナイトブラ |
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ワイヤー入りブラ |
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日中はワイヤー入りブラを、就寝時はナイトブラを着用するようにしましょう。そもそも日中と就寝時ではバストにかかる重力の向きが異なるので、用途に合わせてブラを使い分ける必要があります。
大半の人は、日中にワイヤー入りブラを着用していると思いますが、問題は就寝時です。
就寝時は解放感を求めノーブラで過ごすという人も多いと思いますが、おすすめできません。
就寝時はバストへの重力が横向きにかかり、脇や背中にお肉が流れていってしまいます。バストが脇や背中に流れることでバストダウンや型崩れが起こってしまいます。
ナイトブラなら無理な締め付けがなく、就寝時のバストをしっかりとサポートしてくれるので簡単にバストケアができますよ。
2、規則正しい生活を送る!
- バストに良い栄養素を食事からバランスよく摂る
- 大胸筋の筋トレ・姿勢を正すストレッチ・バストアップマッサージを行う
- 質の良い睡眠を取るために寝やすい環境を整える
バストのためにも規則正しい生活を送るようにしましょう。規則正しい生活を送ることでバストの成長につながり、垂れ乳を予防することができます。具体的には、「食事」「運動」「睡眠」を意識しましょう。
食事は、バランスの良い食事はもちろんバストの成長を助ける栄養素が含まれているものがおすすめです。運動は、無理のない程度で大胸筋を鍛えたり、バストアップのためのマッサージなども行いましょう。
最後に睡眠ですが、成長ホルモンや女性ホルモンの分泌を良くするためにも質の良い睡眠を取るように心がけましょう。成長ホルモンや女性ホルモンの量は年々減少していきます。
ぬるめのお湯にゆっくりつかったり、お風呂後に軽くストレッチをしたり、ヒーリングサウンドを流すのもおすすめです。
参考:健康長寿ネット
3、ストレスをできるだけその日のうちに解消する!
ストレス溜めることはホルモンバランスを乱すだけでなく、バストの成長を阻害したり、体の不調につながるのでできるだけ溜めないようにしましょう。
ストレスが溜まることで知らず知らずのうちに呼吸が浅くなったり、猫背になったり、睡眠の質を下げたりと負のスパイラルに陥ってしまいます。
また、ストレスが溜まった状態だといくらバストに良い行いをしても、大きな効果は見込めません。
ストレスはちょっとしたことで溜まりがちですので、好きなことに取り組んだり、誰かに話を聞いてもらったり、紙に書き出してみたりなどをして、できるだけその日のうちにストレスを解消するようにしてみてくださいね。
参考:荘田レディースクリニック
貧乳さんでも垂れ乳になることに関するよくある質問に回答します!
ここでは、「貧乳さんでも垂れ乳になるの?」と疑問に感じている方に向けて、よくある質問に回答していきます。以下のQ&Aを参考に今後のバストケアに役立ててみてくださいね。
Q1、貧乳でも垂れ乳になるの?
はい、貧乳でも垂れ乳になります。バストサイズに関わらずバストを支えるクーパー靭帯には日々負担がかかっています。クーパー靭帯に負担がかかると伸びたり、切れたりしやすくなります。
そうなるとバストが垂れたり、形が悪くなったりするので要注意です。ですので、貧乳だからといってバストケアを怠るようなことがないようにしましょう。
バストの老化が始まり、バストラインが下がっていくとドンドン垂れ乳が進行していってしまいます。垂れ乳の進行をできるだけ遅らせるためにも、就寝時はナイトブラでしっかりとサポートするのがおすすめですよ。
Q2、貧乳さんの垂れ乳対策にナイトブラがいいのはなぜ?
貧乳さんにも垂れ乳対策に就寝時はナイトブラの着用をおすすめします。Q1でもお伝えしたように、バストを支えるクーパー靭帯に余計な負担がかかるバストが崩れる原因になります。
就寝時は無防備なので、バストがいろんな方向に動きやすくクーパー靭帯に負担がかかりやすくなります。
ナイトブラを着用することでバストに安定感がでますし、睡眠の質が良くなることにもつながります。できるだけバストに負担をかけないためにも、ナイトブラをおすすめします。
以下の記事では、ナイトブラの働きについてもまとめているのでよかったら合わせてチェックしてみてくださいね。
Q3、貧乳で垂れ乳の人でもナイトブラでバストアップできますか?
ナイトブラを付けたからといって、必ずしもバストアップができるわけではありません。ナイトブラ自体に豊胸効果はなく、あくまでも就寝時のバストを理想的な位置でキープし、バストを支えるクーパー靭帯の負担を軽減するものです。
ただし、ナイトブラで余分なお肉をバストにしっかりと集めてキープし、バストに良い習慣を送ることでバストの成長が期待できます。
貧乳さんで細身の体型の場合は、そもそも集めるお肉がなく、なかなかバストアップしづらい状況ですので、まずは少し太ってお肉を付けるとバストアップがしやすくなると思いますよ。
Q4、貧乳で垂れ乳ぎみなんですけど、ナイトブラ以外に何か良い方法はありませんか?
垂れてしまった胸を元に戻すことはできませんが、バストアップに良いとされている方法を行うことでバストの成長を促したり、バストダウンの進行を遅らせることはできます。
ただし、バストアップには一定期間継続して取り組むことが必要です。即効性があるものではありません。
また、バストアップにはたくさんの方法がありますが、どれかひとつだけ取り組むのではなく、総合的に取り入れてみてバストをしっかりとケアするようにしてみてください。
下記の記事で、バストアップに関する方法をまとめているので、よかったらそちらも一緒に確認してみてくださいね。
Q5、ダイエットをしたせいか貧乳で垂れ乳ぎみになったように感じます…
よくダイエットをするとバストが小さくなるという話を聞きますよね。実は、バストの9割は柔らかい脂肪でできていてダイエット時に落ちやすいといった特徴があります。
つまり、体の構造上ある意味仕方がありません。もし、胸の大きさをキープしたまま痩せたいなら、胸を極力揺らさないように注意し、食事制限などの無理なダイエットはせず、しっかりと栄養を摂って痩せるようにすることが大切です。
無理なダイエットは体重は落ちるかもしれませんが、ホルモンバランスが乱れる原因になるので体はもちろんバストにとっても良くありません。
できるだけ規則正しい生活を心がけ、バランスの取れた食事・適度な運動・十分な睡眠が取れるよう意識してみてくださいね。
まとめ
- そもそもバストケアを行っている割合が少ない
- 貧乳さんでも垂れ乳になる原因は「クーパー靭帯への負担」「大胸筋の筋力低下」「ノーブラやカップ付きインナーの着用」「栄養不足」「猫背など姿勢の悪さ」「生活習慣やストレスによるもの」「妊娠・出産による変化」「体型に合っていないブラの着用」の8つ
- 貧乳さんの垂れ乳予防方法は「日中と夜のブラの使い分け」「規則正しい生活」「ストレスの解消」の3つ
今回は、【バストケア必要!】貧乳さんでも垂れ乳になる8つの原因を徹底解説!をご紹介しましたがいかがでしたか?
胸が小さくても日々バストに負担がかかっていることがわかりましたね。むしろ、胸が小さくてなかなかバストの変化に気づきにくいからこそ、バストケアをきちんとすることが大切です。
今回の記事が、少しでもあなたがバストケアの重要性に気づくきっかけになったらうれしく思います。