離れ乳になると、どうしても見た目が気になりがちですよね。バストが貧相に見えることで女性としての自信が持てなくなることにも繋がりかねないので、しっかりと改善していきたいですよね。
そこで今回は、離れ乳になる5つの原因と改善策についてご紹介していきます。また、離れ乳におすすめのナイトブラの選び方もご紹介していますよ。
離れ乳に関して詳しく知りたい方や少しでも離れ乳を改善させたい方はよかったら参考にしてみてくださいね。
Contents
そもそも離れ乳とは?
そもそも離れ乳って何?と疑問に感じた方もいらっしゃると思います。離れ乳とは文字通り、左右のバストが離れていたり、バストトップが外側に向いている状態を指します。
では具体的に、どの程度離れていたら離れ乳なのかと疑問に思うかもしれません。そもそも理想的なバストの位置というのは、鎖骨の間とバストトップを結んだ線が正三角形になっていることです。この正三角形は、バストが一番きれいに見えるバランスでゴールデントライアングルとも呼ばれています。
離れ乳になってしまうと、どうしてもこのバランスが崩れてしまいます。その結果、正三角形ではなく、二等辺三角形のような形になってしまいます。
それでは次に、離れ乳なのかを見分けるポイントを確認していきましょう。
参考:LK.Fit
離れ乳の特徴は?見分けるポイントを3つご紹介!
ここでは、離れ乳を見分けるポイントについて3つご紹介していきます。普段から人と比べるわけでもないので、なかなか自分が離れ乳なのかわからないことが多いですよね。まずは、以下のポイントを参考に離れ乳なのかを確認してみてくださいね。
1、バストトップの位置が下がってバストが左右に離れている…
離れ乳の特徴としてまず挙げられることは、バストトップが下がってバストが左右外側に離れていることです。バストが離れているということは、脇や背中にお肉が流れてしまっている可能性があります。
先ほどの説明通り、理想的なバストの形は鎖骨の間と左右のバストトップを結んだ形が正三角形になっていることです。
左右に離れている離れ乳の場合、どうしても二等辺三角形のような形になってしまいます。一度、ブラを着けずに裸で鏡の前に立って、バストトップの位置や鎖骨の間とバストトップを結んだ三角形の形を目視でいいので確認してみてくださいね。
参考:LK.Fit
2、バストの間に大きな隙間があり、うまく谷間ができない…
離れ乳の場合、バストが外側に離れているので、どうしてもバストの間に大きな隙間ができがちです。
そのため、うまく谷間を作れないことが多かったり、ブラを外すとバストサイズがすごく小さく見えるなんてこともあります。
実際、通常Dカップほどのバストサイズがあれば自然と谷間ができてもおかしくないですが、離れ乳の場合はきれいな谷間ができないことがあります。
3、バストの上部のボリュームがなく、ふっくらとしていない…
離れ乳の人の場合、既にバスト上部にボリュームがなく、ふっくらとしていない傾向があります。そのため、ハリがなくデコルテラインにふくらみが感じられません。
たとえ現時点では離れ乳ではなくても、バスト上部のボリュームがなくなってきている場合、バストは確実に衰退してきていることがわかります。
バストが衰退するステップとして、まずバスト上部のボリュームがなくなることから始まるからです。つまり、バスト上部のボリュームがなくなってきているということは、離れ乳や垂れ乳に近づいているということです。
実は20代からバスト崩れは始まっています。若くても離れ乳の人は意外といるので、日々きちんとバストケアをすることをおすすめします。
離れ乳になってしまうのはなぜ?5つの原因を解説!
ここでは、離れ乳になってしまう恐れがある5つの原因をご紹介していきます。ひょっとしたら、知らず知らずのうちにやっていることが離れ乳を引き起こす原因に当てはまっているかもしれません。まずは、下記の項目をチェックしてみてくださいね。
1、加齢や激しい運動で起こるクーパー靭帯の傷み…
離れ乳になる原因として、まず挙げられるのが加齢によるものです。年をとるとともにどうしてもバストを支えるクーパー靭帯が伸びてしまうことでバストも衰えていってしまいます。
また、加齢によるものだけでなく、激しい運動でバストが揺れることでもクーパー靭帯が傷んでしまうことがあります。クーパー靭帯が一度伸びたり、切れたりしてしまうともう元には戻らないので注意してくださいね。
クーパー靭帯に余計な負担をかけないようにして、バスト崩れの進行を少しでも遅らせるようにすることが大切ですよ。
2、就寝時にナイトブラを着用していない…
就寝時のバストサポート | 備考 | |
ナイトブラ |
|
|
ワイヤー入りブラ |
|
|
ノーブラ |
|
就寝時にナイトブラできちんとバストケアをしていないと離れ乳が進行する可能性があります。就寝時は、日中と違ってバストが横に流れてしまいます。お肉が脇や背中に流れてしまうことでバストが離れてしまいかねません。
実は、就寝時は知らないうちに、何度も寝返りをしています。ナイトブラを着けていないと、その度にバストが動いてしまい、クーパー靭帯にも負担をかけてしまいます。さらに、中にはうつ伏せで寝てしまっている人もいると思いますが、バストを無理に圧迫しないためにもできるだけ避けましょう。
ナイトブラを着用することでバストの横流れを防いで理想的な位置でバストを朝までキープし、クーパー靭帯の負担も軽減することができますよ。
3、そもそも自分の体型に合った下着を着用していない…
ブラはバストを支える上で大切な役割を果たしています。そのため、自分の体型に合ったブラを着けないと離れ乳になる可能性も高まります。
ただ、自分の体型に合った正しいサイズのブラを着けられている人は少ないと言えます。ワコールが行った調査によると、体に合ったブラを着けられている人はなんと1割しか該当しませんでした。
中にはわざと小さいサイズを着けているという人もいるようですね…。ただ大半の人はサイズは合っていましたが、体に合った着け方ができていなかったという結果でした。
つまり、サイズが合っているというだけでは意味がなく、正しい着け方がきちんとできているかが大切ということになります。
4、ノーブラやカップ付きインナーで過ごしていることが多い…
ノーブラやカップ付きインナーで長時間過ごすのは絶対に避けましょう。特に休日で家にいる時は解放感や快適性を求めて、ノーブラやカップ付きインナーで過ごす人も多いと思いますが、バストをしっかりとサポートできないのでおすすめできません。
上記で何度も出てきましたが、バストをサポートしていない、またはサポートが弱い下着を着用しているのはバストを支えるクーパー靭帯にとって良くありません。
活動時はワイヤーブラまたは、ノンワイヤーブラでもサポート力がしっかりしているブラをつけるように意識しましょう。
5、妊娠や授乳後の変化によるもの…
実は、妊娠・授乳を経験したことが原因で胸が垂れることもあります。妊娠~授乳期を迎える過程でバストサイズが大きく変化します。個人差はありますが約2サイズほどアップすると言われています。
そして、授乳後は元のサイズに戻りますが、バストが大きくなったことで、よりクーパー靭帯に負担がかかったり、胸の皮膚も伸びてしまうことで、胸全体がたるんで離れ乳になる可能性があります。
離れ乳に対するネット上での口コミはやっぱり悪い?
ここでは、離れ乳に対するネット上での口コミについてご紹介していきます。ネット上では離れ乳に対してどういったイメージを持っている方が多いのでしょうか?よかったら、参考の一つにしてみてくださいね。
離れ乳どうにかしたい~🤧
— あめちゃん(仮) (@klIDbUdiIN6UNGm) March 5, 2020
離れ乳なの腹立つな( ‘ω’)
この腹の肉胸にいかないかな— 愛人かなちゃ!!@個つい見たら鼻毛出す (@JelRinu05240728) March 4, 2020
離れ乳なんとかならんか
— たなかさん (@chaaaaanayaa) March 5, 2020
なんか最近胸が大きくなって谷間ができかけてる!!離れ乳と脇肉を気にしてマッサージしてるお陰かな、?それとも生理前だからかな?どちらにせよ嬉しい😊😊
— 農家 (@nouka3150) March 11, 2020
今までおっぱい大きいと太ってみえるしおっぱいいらないって思ってたけどおっぱいの大事さにようやく気づいた、、。が、時すでにおすしで家ではノーブラ、楽ちんなパット付きのキャミばっかりだったから離れ乳になってしまった、、ブラはせぇ。ブラはちゃんとするんや!!!
— ayumoちゃんは痩せる (@ayumo123) March 8, 2020
やはり離れ乳になってしまうと見た目的にも残念だと感じている女性が多く、自分の体に自信が持てなくなるなどのネガティブな感情を抱く傾向がありますね。
離れ乳が引き起こす3つのデメリットとは?
ここでは、離れ乳が引き起こす3つのデメリットについてご紹介していきます。離れ乳になってしまうと実際どういった悪影響があるのでしょうか?早速、詳しく見ていきましょう。
1、谷間ができにくく魅力的に見えない…
離れ乳だと谷間ができにくく魅力的なバストに見えないことが多いです。離れ乳でなければ、通常Dカップくらいあれば谷間ができても不思議ではありません。
ただ離れ乳の場合、ブラを着けても谷間ができにくかったり、パッドを入れないとバストメイクができないということが多く、あまり魅力的なバストに感じない可能性があります。
2、カップ数の割にバストが大きく見えない…
離れ乳だとカップ数の割にバストが大きく見えません。上記の1でお伝えしたように、バストが離れてしまい、形が崩れてしまっているためです。谷間ができにくいだけでなく、実際のバストサイズよりなんなら小さく見られるケースが多いかもしれません。
人によっては、ある程度カップ数があるはずなのにブラをとったらAカップのバストにしか見えないといった具合に貧乳に見られることも結構あります。
3、全体的に老けて見える…
バストが離れていることで、どうしても老けて見られがちです。離れ乳が老けて見られる理由としては、ただ単にバストが離れているというだけでなく、垂れているようにも見えてしまうのが原因の一つだと考えられます。
また、バストが離れて形が崩れてしまっていることで、だらしない印象を与えてしまいかねません。そのため、仮に若くて肌にハリがあったとしても、離れ乳だと印象はガラッと変わってしまいます。
このように、デメリットが多い離れ乳ですが、解消する何か良い方法はあるのでしょうか?あるならぜひ試して離れ乳を解消したいですよね。
それでは、次にこういった離れ乳の改善策を5つご紹介していきますね。
離れ乳を改善する5つの改善策をご紹介!
ここでは、離れ乳を改善する5つの改善策をご紹介していきます。急に改善されることはないですが、日々の継続で離れ乳の改善が期待できますよ。よかったら試してみてくださいね。
1、背筋を伸ばして姿勢を正すことでリンパの流れや血流を良くする!
簡単にすぐにできることとしては、背筋を伸ばして姿勢を正すことです。「えっ?それだけ?」と思ったかもしれませんが姿勢を正すことはとても大切です。
背筋を伸ばして姿勢を正すことで、リンパの流れや血流を改善することができるからです。どうしても生活する上で、意識していないうちに猫背になりがちですよね。
猫背だとバストトップが低くなるだけでなく、肩が前にでてしまいリンパの流れや血流も悪くなってしまいます。特にスマホやパソコンなどを操作している時は猫背になりがちですので要注意です。
ですので、まずは背筋を伸ばして姿勢を正してリンパの流れや血流も良くするように普段から意識しましょう。
2、食事でバストに良い栄養素を摂取する!
栄養素 | 食材 | 働き |
大豆イソフラボン | 豆乳・納豆・豆腐・きなこなど | 植物エストロゲンのひとつで女性ホルモンに似た作用あり。乳房の発達だけでなく女性らしい体つきを作る。骨粗しょう症の予防や更年期障害の軽減等にも働く。 |
ボロン | キャベツ・リンゴ・ブドウ・ナッツ・海藻類など | 野菜や果物に含まれるミネラルでエストロゲンの分泌を助ける。 |
タンパク質・アミノ酸 | 鶏肉・豚肉・牛肉・魚など | タンパク質は女性ホルモンの材料で疲労回復やダイエットにおいても重要。アミノ酸はストレス軽減や良質な睡眠に働くセロトニンの原料にもなる。 |
ビタミンE | カボチャ・アボカドなど | 抗酸化作用あり。血管を健康に保ったり、細胞の酸化を防ぐ。老化防止にも効果あり。 |
育乳も含めて、バストを良い状態に改善するためには胸に良い栄養素をきちんと摂取する必要があります。
特に大豆イソフラボンは、バストアップにも効果的な栄養素として有名ですよね。女性ホルモンのエストロゲンと似た働きがあり、張りのある女性らしいバストにする効果がありますよ。
その他、エストロゲンの分泌を増やし濃度を高めてくれるバロン・良質なたんぱく質やアミノ酸・血流を良くするビタミンEなども効果的ですよ。
ただし、どれか一つだけを摂るというよりもバランスよく摂るようにしてくださいね。大豆イソフラボンがエストロゲンと似た働きがあるからといって、それだけ摂っておけば大丈夫ということではないので注意しましょう。
女性ホルモンが正常に分泌されるためには、心もからだも健康であることが基本になります。ひとつの食材をとることで、ホルモンバランスが整うということはありません。
引用:オムロン式美人
もちろん、効果には個人差がありますし、好き嫌いもあると思うので、続けられるものを続けられる範囲で試してみてくださいね。
3、筋トレ・エクササイズでバストを支える筋肉を鍛える!
- 空手の突きをするような感じで、引手の掌を上に向けて脇の真下に持ってくる(脇をしっかりしめて肘を後ろに突き出し胸を張るイメージ)
- 頭の位置を後ろに、そして上に引っ張られたようなイメージで頭の位置を高くする
- 引手をした状態からひじを中心に親指を外側(手前)に広げる
離れ乳を改善するためには筋トレやエクササイズといった方法も効果的です。ただ、筋トレというとジムできつい運動をするイメージがありますよね。
今回ご紹介するのは、自宅で簡単にできる筋トレ・エクササイズです。上記に簡単に内容をまとめたのでチェックしてみてくださいね。また、下記に動画も載せておくので参考にしてみてください。
4、マッサージでバスト周辺の血流を良くする!
- マッサージを行う際はクリームを使うようにする
- バスト周辺以外は普通のクリームで行う
- まずは手首から腕を通ってバストに流す
- お腹や腰のお肉も下から上にバストに向けて流す
- 背中から脇を通ってヤマを描くようにバストに流す
- バスト周辺は外から内に円を描くようにマッサージをする
- 力を入れないように優しくマッサージをすることを意識する
脂肪をバストに寄せ集めるようにマッサージすることで離れ乳はもちろん、育乳も期待できます。
その際、バストアップクリームを使用することで、より効率よくマッサージすることができますよ。
お風呂上りなどに数分で簡単にできるので、ぜひやってみてくださいね。
5、就寝時はナイトブラでバストの横流れを防ぐ!
就寝時は必ず、ナイトブラでバストケアをするようにしましょう。就寝時は日中とはバストの動きが異なります。日中のワイヤーブラではきちんとバストサポ―トすることができないですし、もちろんノーブラなんてもってのほかです。
バストの横流れをそのままにしておくと、離れ乳が進行してしまう可能性があるので注意が必要です。
ナイトブラでバストの横流れを防いで、バストに余計な負担をかけないようにしっかりとキープしていきましょう。
下記の記事では、離れ乳におすすめのナイトブラをご紹介しているので、よかったら合わせて見てみてくださいね。
まとめ
- 離れ乳とは左右のバストが離れていたり、バストトップが外側に向いている状態
- 離れ乳の原因として「クーパー靭帯の痛み」「バストケア不足」「妊娠や授乳後の体の変化」が挙げられる
- 離れ乳の見た目を気にしてる女性は多い
- 離れ乳になると「谷間ができにくい」「バストが大きく見えない」「老けて見える」などのデメリットがある
- 離れ乳の改善には「姿勢」「バストに良い食事」「筋トレ」「マッサージ」「就寝時のナイトブラ」などがおすすめ
今回は【貧乳に見える?!】離れ乳になる5つの原因・改善策を徹底解説!をお届けしましたがいかがでしたか?
離れ乳は年齢による部分もありますが、それだけではありません。適切なバストケアをしていないと若くても離れ乳になってしまう可能性があります。
適切なバストケアをして少しでも離れ乳を改善してみてくださいね。この記事が少しでもお役に立てたらうれしく思います。